トリートメント用オイルの種類

こんにちは!セラピストスタディです。
今日はトリートメントで使われるオイルの種類について
お話したいと思います。
オイルトリートメントで使用するオイルのことを、”キャリアオイル”といいます。
キャリアオイルとは、脂溶性の性質を持つエッセンシャルオイル(精油)を経皮吸収させる目的で
希釈に使用する植物油のことをさします。その種類は多岐にわたり、それぞれのオイルによって使い心地や、効能が異なります。
オイルトリートメントで使用できるオイルの種類は沢山あります
長年セラピストをされていらっしゃる方でもその効能や種類を覚えている人・説明できる人っているのでしょうか。
お客様からしたら、そして施術するセラピストからしても
お肌に直接触れるものって、もっと知っておいてもいいと思うんです。」
いいといわれるオイルでも、実はカラダに合わなくてつらい思いをしたり・・・
カラダの不調に合わせてよりよいオイルを自分のパートナーにしたり・・・
お客様に合わせてつかいわけることができるととても親切なお店なんだなあ~~と、感じますね。
なんか記事書いてたら延々と書きたくなってしまうので
ざっくり概要などからご紹介したいと思います。
枝分かれした記事はまたおいおいアップしていきますね。
目次を作ってみたので、よかったらのぞいてみてください♪
【目次】
1.オイルトリートメントって体にどんなイイコトがあるの?
2.オイルを一部ご紹介
(ミネラルオイル、水溶性オイル(ブレンド)、ホホバオイル、セサミオイル)
3.水溶性オイルって何?
4.ノイルって何?オイルとは違うの?
5.まとめ
1.オイルトリートメントが体にもたらすものとは・・・
オイルトリートメントは癒しの効果にとどまりません。
・心身のリラックス、癒し
・リンパの流れ・血流促進
・むくみ解消
・肌への保湿効果
・筋肉のほぐし
敏感肌の方には、時折オイル自体が刺激物となってしまうこともありますので
お肌に合わない経験をお持ちの方はよくオイルについて調べたり、
セラピストさんとお話しした方がいいかもしれませんね。
また、香り(アロマ・精油)をオイルに加えることで
精油ならではの効能も付加されます。
2.オイルを一部ご紹介
(1)ミネラルオイル 概要・・・石油から抽出される鉱物オイル 特徴・・・低刺激、安定性がある、アトピー性皮膚炎の方に推奨されている ミネラルオイルは、石油を原料としてつくられた鉱物油です。 今ではクレンジングや化粧品などにも使われたりしていますね。 酸化しにくく、伸びがいいのでオイルトリートメントに使われてることも多いのかもしれませんね。 しかしながら、肌に吸収されるわけではないので 特に美容効果がメインのオイルではないと私は思ってます。 【外部からの刺激から肌を守る、クレンジング、傷口の保護】といった認識です。
2.水溶性オイル(落ちやすいオイルとしてうたわれてます) 概要・・・ミネラルオイルや植物性オイルを混合したブレンドオイル 特徴・・・タオルについても洗濯しやすい、掃除が楽 水と油が合わさることにより乳化し、ふき取りやすさや、水で洗い流すことを重視したオイル。 これがいい!をおっしゃるお客様も多いのではないでしょうか。 【植物性の油】を使っていることが多いです。 しかし、ピュアな植物性油だけではなく、ミネラルオイルや、乳化剤が入っているものも。 肌が弱い方は合わないという声も聞きますね。 成分表示をよく見て、使う前にテストを行い、安心できるものを購入しましょう。
3.ホホバオイル 概要・・・あまねく肌質と相性のよい万能とされる植物性オイル 特徴・・・肌への浸透力、酸化のしにくさ、皮脂バランス調整作用、保湿作用、殺菌作用、反バクテリア作用、抗炎症作用、乾癬・湿疹の改善、消炎作用、関節炎・リウマチの緩和などが期待される。 ボディトリートメントだけじゃなく、髪や頭皮ケア、 クレンジング、化粧水・クリーム・・・いろんなことに使える優等生。 上記の特徴を見てもわかる通りですね。そして全ての肌質に合うとされていますが ごくまれにアレルギー反応を引き起こす場合がありますので 不安な方はテストしてみたり、セラピストさんに相談しましょう。 優等生なだけあって、値段もエリート階級です。 これを使ってくれるサロンがあるとすれば、間違いなく通いたくなります。 (牧は肌が弱いので・・・)
4.セサミオイル 概要:アーユルヴェーダでも使われる効能タップリオイル。 特徴:浸透力、抗酸化作用、保湿、消炎作用が期待される 単独でもブレンドでも使える 乾燥肌、成熟肌に相性が良いオイル。 肌に使用すると、毛細血管を通じて体内に吸収されます。 (若返りのオイルとも呼ばれていますね) 粘性が高く重たいので、落ちやすさ重視の方には向きません。 ミネラルオイルと違い、肌に浸透していくオイルの為、 効能重視や、肌ケアにはもってこいのオイルです。 セラピストさんの中にはこのオイルを愛用されてる方も見受けられますね。どうしても安価なオイルより値段がするのと キュアリングをする方もいらっしゃるかと思います。ホホバオイルと同様、効能など考えられて選ばれてるんだろうなぁ、という印象。
どのオイルでもいえることかもしれませんが、
肌との相性もあり、使いすぎると過敏症の可能性がありますので、
うまくお付き合いするといいかもしれませんね。
3.水溶性オイルって何?
水溶性キャリアオイルとは・・・水に溶けるよう界面活性剤を使用し親水性にしたもの。
メーカーによりその配合の仕方は様々で、植物由来の界面活性剤を使用したものもあれば、
純粋な植物由来のものではないものが入っている場合もあります。
(肌が弱い・敏感な方がオイル負けしちゃう理由は様々ですが、上記も一因とされています)
質が悪いオイルは安価だったりするので、実際に肌につけてみて、
安心できるものを使いましょう。
水溶性キャリアオイルが注目されるようになったのはここ10年ほどですが、この1~2年で一気にかなり多くのメーカーから販売されるようになったと思います。
水溶性キャリアオイルを使用するメリット!
・べたつかない
・施術後の片づけが楽
・リネンを洗濯するとオイルが落ちやすい(親水性)
・衣装やリネンからする酸化臭が少ない
・排水溝などへのダメージ減
などなど。
水溶性でも、そうでないものでも、一長一短ありますので、
手軽に買えるから、ではなく、それぞれのよさを生かせたらまた、
こだわりを感じられてよいのかなと思います。
4.ノイルって何?オイルとは違うの?
概要:オイル不使用!全身に使えるトリートメント用リキッド
特徴:吸湿性、グリセリン使用、
最近流行っていますね。
オイルウォーマーで温めるならいいかもしれませんが、
熱燗器タイプのものだと熱くなりすぎるので要注意。
(水で希釈するからでしょうね)
乾燥肌、保湿に効果的なリキッド。
トリートメントする部位に応じて粘度を 調節できます。
水でも流しやすい・拭き取りやすいが安価ではない(しかし、水で希釈するので
コスパはいいのかな)の為、使っているところはチラホラ、と言った感じですね。
主にリキッドからの効能はないので、トリートメントに重きを置く方に
いいかもしれませんね♪
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オイルでもノイルでもいえることですが、
一旦使ったオイルやノイルは次の日まで持ち越さず、
衛生面の観点からできるだけ当日に使い切りましょう。
以上、オイルについてでした♪
出典
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Wikipedia
ごま油 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E3%81%BE%E6%B2%B9
植物油 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E6%B2%B9%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
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